The Standard, Londonが入るのは、カムデン区が自らのために建てたビルです。区の建築局が1970年代にユーストン・ロードに完成させた8階建ての別館で、白いプレキャストパネルに角の丸い窓が並び、職員が移転するまで区の事務所と1階の図書館が入っていました。Crosstree Real Estate Partnersが購入し、取り壊す代わりに、Ormsがコンクリートの躯体とファサードを残し、ワッフルスラブに新しい鉄骨の柱を通し、さらに3層を上に積み増しました。内装はShawn Hausman DesignとArcher Humphryesが手がけています。2019年7月11日に米国外で初のThe Standardとして開業し、2024年にHyattがこのブランドを買収しました。
客室は266室、13のカテゴリーがあり、違いは装飾ではなく採光にあります。ホテル自身のリストの先頭にあるStandard King Interiorは、窓がまったくない内側のコア部屋で、シャワールームに植栽を置き、窓がないことを演出として照明が活かしています。その上のStandard Queen、Deluxe Queen、Deluxe Kingは、三重ガラスと眺めるものが加わります。Premium KingとPremium King Viewは同じ33〜37平方メートルで、Viewのほうが深めの浴槽ではなく眺望で売られています。8階のスイートにはテラスと屋外バスが付きます。階下の旧区立図書館は、現在The Library Loungeになっています。
到着そのものがデザインです。赤いカプセル型のリフトが、北側の外壁を歩道から10階まで上り、そこにDecimoが、間にユーストン・ロードをはさんでセント・パンクラスの時計塔と向かい合っています。Peter Sanchez-Iglesiasが2019年にこの店を開き、2026年春に去りました。メキシコシティ郊外で育ったPaola Arenasが、マサ、アグアチレ、直火を軸に、料理を本格的なメキシコ料理に寄せました。Michelin Guideは2026年版でDecimoを星なしで掲載しています。同じ10階にカクテルバー兼ディスコのSweeties、11階に季節営業のテラスThe Rooftop、地上階にはIslaとDouble Standardがあります。
引き換えに、買うのは静けさではなく建物とリフトです。スパもプールもなく、24時間のジムにPelotonのバイクがあるだけで、この料金では省きすぎです。共用部には音楽が流れ、10階は週末に午前2:00まで営業します。宿泊者の口コミでは、この2点と、エントリーの客室、請求書の追加料金が指摘されています。Decimoは日曜と月曜が休みで、The Rooftopはオフシーズンは閉まるため、冬の日曜は写真から想像するより寂しいホテルになります。デザインとユーロスターの目の前という立地が目当てで、外で過ごすつもりの方に向いています。