The Yeatmanはドウロ川南岸、ポートワインのロッジが並ぶ一帯にあります。建物全体が斜面に沿って段状になり、パノラマルームとそのテラスはドウロ川越しにポルトを望みます。開業は2010年、オーナーはTaylor's、Fonseca、Croftを手がける一族企業The Fladgate Partnershipで、これでほとんどの説明がつきます。館内はワイン一色で、客室はポルトガルの生産者ごとにテーマが分かれ、セラーは国内でも屈指の規模、屋外のインフィニティプールはデキャンタの形をしています。古い建物を飾り立てたのではなく、ひとつの目的のために新築した建物で、段状のテラスが建築の核心です。
客室とスイートは約109室。段状の設計のため、カテゴリーの違いは内装よりも、テラスの広さと眺めの開け方にあります。予約する価値があるのはパノラマのカテゴリーです。この造りの代償は廊下で、とても長いです。客室の下にはWine Spaがあり、トリートメントルーム10室、Natura Bissé、Vinoble、Iláの製品、ジム、約30度に保たれた屋内インフィニティプールがあり、毎日8:00から20:00まで利用できます。屋外プールは4月から10月の9:00から20:00で、温水ではありません。
レストランも訪れる理由のひとつです。Ricardo Costaは開業以来ここで腕をふるい、2026年版ミシュランガイドで2つ星を維持。ポルトガル料理のテイスティングメニューOriginsを火曜から土曜、18:30、19:30、20:30の3回制で提供し、眼下に街が広がるダイニングで味わいます。テイスティングメニューでは重すぎる夜には、The Orangerieが毎日ランチとディナーを営業。Dick's Bar & Bistroは気軽な店、屋上には360º Barがあります。朝食付きのプランは一部だけなので、支払う前にプラン内容を確認してください。
引き換えになるのが丘です。リベイラまでは橋の下層デッキを渡って徒歩21分、帰りはほとんどの人がタクシーで上ります。泊まるのもポルトではなくガイアで、眺めには最高の右岸ですが、夕食に気軽に歩いて出るには向きません。宿泊者の声は、景色、朝食、スタッフについては一貫して好評ですが、夏には600ユーロを超える料金のわりに、一部の客室に古さが見えるという声も同じくらい一貫しています。ポートワイン、川、そしてそれを飲むテラスとダイニングを目当てに訪れるホテルです。ポルトの旅が旧市街へ歩いて出ることなら、北岸に泊まり、ここへはランチで訪れましょう。