Caruso は、ラヴェッロの最上部、海抜350 mにあるダフリット(d'Afflitto)家の古いパラッツォです。ホテルの伝えるところでは、一族はコンスタンティノープルへ向かう途中で難破してこの地にたどり着いたローマの貴族で、11世紀に最初の宮殿を建てました。のちに荒廃し、16世紀までに再建されたといいます。1893年、パンタレオーネ・カルーソと妻エミリア・チカレーゼが5室のPensione Belvedereを開き、のちに一家はパラッツォ全体をHotel Caruso Belvedereとして営み、グレタ・ガルボやジャッキー・ケネディを迎えました。2000年にオリエント・エクスプレス(現Belmond)が購入し、19世紀に白く塗りつぶされていたフレスコ画が現れた修復を経て、2005年7月に再開。客室とスイート計50室の営業は、4月中旬から10月中旬です。
エントリーのSuperior Rooms with Gardenは、Garden Wing(庭園棟)の1階にある42〜48 m²で、多くはプライベートの庭かテラスがあり、庭や村を見渡します。Deluxe Sea View Roomsは40〜50 m²で、バルコニーかテラスから海を望む最初のカテゴリー。45〜60 m²のJunior Suitesは、いずれもプライベートの庭、バルコニー、家具付きのテラスから海に面し、スイートは65 m²まであります。最上位は、庭にある90〜95 m²のDivina Signature Suitesと、2スイートからなるヴィラ、Villa Margheritaです。どのカテゴリーも、大理石のバスルームにバスタブと独立したウォークインのレインシャワーが付きます。
堂々たる一軒として選ばれるのは、パラッツォそのものに魅力があるからです。入口は、一家の教会、スカーラのサンテウスタキオ教会から運ばれた中世の石のライオン2頭が守り、館内にはヴォールトの広間、石のアーチ、18世紀のフレスコ画があり、今はAdagio Barを囲んでいます。バラの列柱廊の下の階段が段々の庭園を上り、敷地の最上部には、2005年に造られた温水のインフィニティプールがサレルノ湾に張り出しています。Il Pantaleone は海岸を見下ろすテラスで毎晩ディナーを提供し、Caruso Grill はプールサイドで薪火焼きの料理を出します。ヴィッラ・ルフォロとドゥオーモは徒歩5分、ホテルはミシュラン・キーを獲得しています。
引き換えになるのは海です。エントリーの客室は庭か村を見渡すため、名高い眺めは1〜2ランク上から始まり、1泊約€200から€900の上乗せになります。ビーチはありません。海岸は350 m下で、行くにはホテルの無料シャトルでアマルフィへ出るか、タクシーか、階段の長い小道を使います。料金は海岸でも最上位の水準です。海ではなく、パラッツォ、プール、ラヴェッロの静けさのために予約し、部屋は Superior Sea View Junior Suite with Garden を選んでください。