ベスナル・グリーン旧市庁舎は1910年11月1日に開館しました。ポートランド石を使い、設計は Percy Robinson と W Alban Jones。1937年から1939年にかけて E. C. P. Monson の設計で、パトリオット・スクエアに沿って東へ増築されました。1973年にヒストリック・イングランドがグレードIIに指定。ドーム型のガラス天井の下にある大理石の階段室、オーストリア産オークで覆われた委員会室、玄関上の Henry Poole の彫刻、当時のベンチとオーストラリア産ウォールナットの羽目板がそのまま残る1930年代の議場が見どころです。自治区が移転したのは1993年。シンガポール出身のホテリエ Loh Lik Peng が2007年に空き家だった建物を買い取り、Unlisted Collection の1軒として、Rare Architecture が改装を担当。裏手をレーザーカットのアルミで包み、2010年11月にホテルとして開業しました。
公式記録では客室とスイートは合わせて98室。カテゴリーの違いは2つ、床面積と、古い建物の面影がどれだけ残るかです。Double Room は23.7 m²から、Deluxe Double は26.4〜37.3 m²、Junior Suite 以上ではほとんどにキッチンが付き、洗濯乾燥機付きの部屋もあるので、長期滞在や家族連れが集まります。Signature Junior Suites は元の内装の一部を残し、ガラスの間仕切りのおかげで天井の高さがそのまま感じられ、暖炉や漆喰細工に合わせた特注家具が置かれています。パブリックスペースも見事で、大理石のエントランスホール、かつて議会が開かれた Assembly Lounge、オーク、チーク、革の Council Chamber があります。
1階は2019年1月から Da Terra。Rafael Cagali は8か月以内に1つ星、2021年に2つ星を獲得し、2026年版のガイドでも2つ星を維持しています。テイスティングメニューは£275、水曜、木曜、金曜の夜は短いメニューが£190、木曜から土曜のランチは3皿で£110、ペアリングは£160。所要時間は3時間を見込んでください。階上の、かつて Corner Room だった部屋では、Cagali が Restaurant Elis も営んでいます。店名は歌手 Elis Regina と、サンパウロにあった母親のレストランにちなみ、星なしのシェアプレートが中心です。朝食もここで、有料でいただきます。地下には天窓の下に14 mの温水プールと、Peloton のバイクを備えたジムがありますが、スパはありません。
注意点は営業日です。Da Terra は水曜から土曜、Elis は土曜の夜まで、Assembly Lounge は日曜休み。日曜に到着すると、夕食は外に出ることになります。ゲストの評価でいちばん低いのは立地で、これは妥当です。セントラル線の駅までは5分ですが、ウェスト・エンドは遠く、空調が古い、サービスにむらがあるという声もあります。目当てはキッチンと建物、そして Da Terra に合わせて泊まる夜を選べば、階下のものに対して料金はとても安く感じられます。郵便番号より一皿のために旅を組む人に向いています。